社会-時差問題の解き方

今回は時差問題の解法をお伝えします。

時差の問題を解くときに計算をすると思います。しかし、このやり方を覚えると計算部分で間違えることはまずなくなります。

(135+120)÷15

(135-45)÷15

このような式を立てることもなくなります。

時差の問題はとても簡単です。

基本事項

ロンドンを経度0°とし、それより東を「東経」、西を「西経」といい、それぞれ180°まである。

東経と西経では「東経」の方が先に日付が変わる。

1日は24時間で地球が1周する。360÷24=15 つまり、経度15°で1時間の時差が生じる。(例:東経135°と東経120°では「東経135°」の地点の方が「1時間早い」)

簡単に解くために暗記するポイント

時差問題を解くときに覚えておかなければならないことは少しだけです。

経度15°の差で1時間

②ロンドン経度0°(イギリス)と日本東経135°の時差は9時間日本の方が早い

24時間表記で行う

数直線を利用

まず、時差を求めるときは数直線を書き、「左が西、右が東」を間違えないように。西と東の境目に0°のラインを引きます。

こうすることで右に移動はプラス、左に移動はマイナスと数直線と同じになります。

次に、条件に出てくる経度をそのまま数直線上に書き込み、時差も書いてしまいましょう。

0°との差で計算すると簡単です。

例えば、東京(東経135°)とロサンゼルス(西経120°)の場合次のように書きます。

そして、日付や時刻を書きこみ、計算をします。

今回は東京が2月14日の午後6時の場合です。(24時間表記に直すことがポイントです。)

東京とロンドンは9時間の差

ロンドンとロサンゼルスは8時間の差(120は135より15少ないから8時間とすぐ出してしまいましょう。)

つまり、東京とロサンゼルスは17時間の差があることが瞬時にわかります。

時間経過は縦

飛行機など移動による時間経過は縦に書き込みます。

例えば8時間の移動時間の場合次のように書きます。

東京出発時とロサンゼルス到着時の日付が変わっていないので、

ロサンゼルス到着は2月14日午前9時です。

日付を動かすのは最後

日付は求めたい部分にたどり着いたら動かすようにしましょう。

24時以降は「+1日・-24時」

0時以前は「-1日・+24時」

東経の地域同士で比べる場合

日本-ロンドンは9時間は暗記です。

例えば、カイロ(東経30°)の場合

次のように、ロンドンとの時差を求めて簡単に時差を出してしまいましょう。

時差問題は確実に点が見込める問題

以上のやり方を実施することで、時差問題は確実に点数に繋げられる問題になります。

時計をぐるぐる回すことも一切しなくなり時短にもつながります。

慣れるまでやりにくさはあるかもしれませんが簡単なので頑張りましょう。

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